ベトナムのカジノ営業開始たった6ヶ月で黒字!?
ベトナムのフーコック島にある唯一ベトナム人が入場できるカジノが営業開始からたった6ヶ月で黒字になったニュースがネットで話題になっていたので調べてみました。
ベトナムのカジノ営業開始たった6ヶ月で黒字!?
許可されているカジノ、コロナリゾート&カジノが、営業開始から最初の6か月間に税引き前利益が470万米ドル(約5億513万円)となったことを発表しました。
1月に第1フェーズがオープンした21億米ドル規模のこのリゾートには3年間のトライアル期間が与えられており、特定の資格要件を満たせばベトナム人のギャンブル行為が許されている。
要件の中には最低月給1,000万ベトナムドン(約46,100円)などがある。
フーコック島とは?

フーコック島はカンボジア沖合のタイランド湾に浮かぶベトナム領の島です。白砂のビーチとリゾートで知られ、その大部分はヤシの木が並ぶ南西の海岸に位置します。島の面積の半分以上をフーコック国立公園が占め、そこに数々の山や丘、熱帯のジャングル、ハイキング トレイルがあり、さまざまな野生動物が生息しています。島で最も大きい町ユーンドンには、工芸品、農産物、魚などを売る市場があり、昼も夜も賑わっています。
面積: 574 km²最大幅: 25 km人口: 10.7万 (2019年)
google
財務諸表によると…
今週発表した財務諸表の中で、コロナの親会社、フーコック・ツーリズム・インベストメント・アンド・ディベロップメントは、2019年上半期のグループ全体の収益が1.15兆ドンへと10%減少したことを報告したが、同カジノはその数字の半分以上を占め、収益は6,050億ドン(約27.91億円)となった。
注目すべきは、フーコック・ツーリズム・インベストメント・アンド・ディベロップメントにとってこれが唯一の黒字営業セグメントであることが判明したことで、ホテル、レストラン、ヴィラ運営そして業務提携の全てが損失を計上しているようです。
カジノのウェブサイトには、100台のゲーミングテーブルと1,000台のスロットマシン、そして「プライベートスカイカジノ」を通じてVIP施設を運営していると記載さいがあります。
リゾートの第1フェーズの他の施設には、2千室の客室と10室のシーサイドヴィラを持つ5つ星の世界的ホテル、コンベンションセンター、シアター、ショッピングセンター、ウォーターパーク、スパそしてレストラン・バーチェーンなどがある。
カジノ運営はオランダのアップフィニティ・ゲーミング・マネジメント(Uppfinity Gaming Management)が行なっている。
ベトナム政府は、2016年に初めて3年間のパイロットプログラム計画を発表し、計画の下でベトナム国民は政府が選んだ3つの特定のカジノでのギャンブルが許可されることになっています。
今後オープンが予定されているその他2つのカジノの1つはベトナム企業のサン・グループがハノイ近郊に開発中のカジノ、そしてもう1つはヴァンドン特別行政経済区内に開発中のものになると言われています。
まとめ
それにしてもカジノ以外のホテル、ビラ、レストランなど部門が全部赤字でもやっていけるのがスゴイ!
フーコック島ではベトナムで唯一海に沈む夕日が見れるそうなので1週間くらいゆっくりしてもいいかもですね。