2019年イギリス人の54%は何らかのギャンブルをしてた
2019年イギリス人の54%は何らかのギャンブルをしていたと統計発表がありました。
54%とは国民の二人に一人はギャンブラーということになりまが、興味があるので調べてみました。
2019年イギリス人の54%はギャンブルをしていた
英国の国民健康サービス(NHS)から統計レポートによると、すべての成人の54%が昨年のある時点でギャンブルを行ったと発表しています。
そして、イギリス国民の中でもミレニアル世代が最も賭けているようです。
ミレニアル世代とは
ミレニアル世代とは、平成初期(1989年~1995年)に生まれた世代のこと。 団塊ジュニア世代の子供と重なる。 インターネット環境が整ったころに育った最初の世代で、パソコンよりスマホやタブレットを駆使する。 小学生の頃に家族旅行の経験が多く、旅行にはアグレッシブ。
引用: JTB総合研究所
イギリス人はロトとかサッカークジとか好きですが、日本で言うコンビニやガソリンスタンドの店頭には数多くのブックメーカーで占められており、英国人に多くの賭けの機会を提供しています。

イギリスの健康調査(2018年度)の報告書によると、
イギリス人は:
- アルコールを過剰に消費しすぎる傾向
- 太りすぎ
- 食事が偏り栄養過多で
- 運動不足で
- 過剰なギャンブルを続けている
日本人もここまででは無いにしても暴飲暴食で運動不足なのは変わらないかも知れませんね。
この調査では、国営宝くじを含めると54%がギャンブルを行い、宝くじを除外すると40%に低下したことがわかりました。
イギリスで宝くじをするための法定年齢は16歳ですが、カジノに入るかスポーツ賭けをするためには18歳でなければなりません。
ギャンブルの流行
2016年のギャンブルをした人の数は、2015年の62%から56%に減少しました。
ギャンブル人口は2012年の年から年次報告がはじりました。
その報告書では、男性の68%と女性の61%が彼らは過去12か月間に少なくとも1回ギャンブルをしとの記載があります。
2019年に関して、NHSイングランドのCEOサイモンスティーブンスさんは、「これらの新しい統計は、私たちの社会でギャンブルがどれほど一般的であり、特にオンラインギャンブルへの積極的な参加でギャンブル依存症になりやすい環境にあることが分かります。」
NHSイングランド
オンラインギャンブルは男性に人気があり、15%の男性がオンラインカジノをしたことがあると答え、一方で女性はわずか4%台という報告があります。
また、前述したNHSはギャンブル運営会社及びゲーム会社に対して以下のような要請をメッセージとして通知しています。
- ギャンブル依存症の患者達をサポートする
- 若者をターゲットとしたマーケティングの削減する
マーケティングと広告に何百万ドルも費やしているこれらすべての企業が、一歩踏み出し、責任を真剣に受けとめる時が来ている。
CEOサイモンスティーブンス
参加率高いミレニアム世代
宝くじの購入者を除外した場合、ギャンブル参加率が最も高い年齢層は25〜34歳の人口であり、ミレニアル世代で構成されます。
次に35-44グループが続き、最後に45-54グループが3番目です。
英国ギャンブル委員会の新規制
2019年2月、英国ギャンブル委員会の広告業務委員会は、トラフィックの25%以上が子供や若者からのものであるウェブサイトでのギャンブル広告の表示を禁止する新しい基準を発表しました。
さらに、
この禁止条項には、ギャンブル会社が25歳未満のように見える俳優をCM等に登用することも禁止しています。
ギャンブル依存症の水準
ギャンブル依存症の割合は、他の大国に比べて特別に高い数字ではないと前置きをしていますが、54%とは充分高い数字だと思います。
アメリカの成人の約3分の2は、宝くじ、カジノ、ビンゴゲームなど、年に1回以上ギャンブルをすると推定されています。
また、オーストラリアは長い間ギャンブル参加率が最も高い国の1つでした。
2019年の統計では、オーストラリア人の大人の4人に3人がギャンブルをすると発表になりました。
オーストラリア人はホントギャンブルが好きなんでね。